他の分野の”いいとこ取り”
リハビリのセラピストとして、リハビリの知識を深めて勉強することは大切です。【本編3】で書いたように、1つの治療法だけでなく、課題指向型アプローチ(長下肢装具やCI療法)やボバースや認知運動療法の複数の治療法の本質を抜き取るような、”編集する能力”が必要です。
そして、リハビリの分野において編集していくことと同じくらい大切なことがあると考えています。それは、”リハビリの分野だけでなく他の分野も編集して取り入れていく”ということです。”いいところは取り入れていこう”、つまり”いいとこ取り”です。
リハビリの分野の”いいとこ取り”だけでなく、他の分野(=他の業界)の”いいとこ取り”をしていこう、というのが、私の提案です。
それは何故か?明確な理由があります。それは、リハビリの業界が非常に閉じたコミュニティだと感じるからです。世の中はどんどん進んでいるのに、取り残されたような気さえする時があります。また同じ繰り返しなのではないか、と。
確かに、それで今までも、今も成立してきたので否定はしませんが、それではつまらないと思うのです。やっぱり成長していくことで、セラピストも満足感を得るし、リハビリの業界全体が時代に合わせて成長してくことが楽しいと思います。
臨床のリハビリのアップデート
セラピスト自身の成長、リハビリ業界の成長を考えた時に、やはり、他の分野(=他の業界)で、今起きていることだったり、話題になっていること、面白い人物、どのような経過を経て成長してきたのか、など多くの学べるものがあります。
とにかく、それらの発想だけでもいいので本質を掴んで、リハビリの業界やセラピストに置き換えてみて考えてみることで、進むべき道や変化すべきところなどが分かってくるはずです。
という訳で、このブログでも、臨床のリハビリについての【本編】、個人的な【個人ブログ】とは別に、”他の分野をリハビリに取り入れて考える”を中心とした【コラム】を書きたいと思います。
【本編】 ーーー 【コラム】 ーーー 【個人ブログ】
上記のような関係性の内容になると思います。左がリハビリ、右が個人だとすると、ちょうど真ん中に位置するような内容です。
時代の変化が非常に大きい今、リハビリに一見関係のないことでも、臨床のリハビリに取り入れて考えていくことが、リハビリにおけるアップデートにつながると考えています。
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